FX-AUD

1. 8月第一金曜日に発表されたアメリカ雇用統計は予測以上の良い数字になり、早期利上げ(9月の  FOMCでも利上げするのでは?)の思惑でUSDが急上昇した。また利上げすることは企業にとってはマイナス、つまり景気の先行きに良くないのでダーウは下落し、連れられてAUDも下がった。
2.9月の第一金曜日に発表された米雇用統計は予測より良くなかったので利上げが後退するとの考えでUSDが下落;足元の景気が停滞している可能性があることからAUDも下がった。
3. 直近の10月第一金曜日に発表された雇用統計の結果は、非農業部門雇用者数が予測の20万人増加より少なく、14万人に留まった。利上げは12月かそれより後ずれるとの思惑でUSDが下落した。足元の景気に対する不安からAUDも下がった。でも、失業率は予測の5.1%に合致し、景気はそんなに悪くなっていないということと、米国の株価は下がらなかったことでAUDは元の水準まで値を戻した。「利上げは遅くなるかもしれないけれども、利上げ自体は変わらない」と考え直して、間もなくUSDも持ち直し、株価は上げで取引を終えた。  
4. 翌週明けの5日に、前週末の米株が上がったという理由や中国市場が7日まで国慶節の休みでしたことで、AUDがさららに上がった。   
5. 8日からスタートした中国株価は、休み中に上がった米株を吟味しながら上がった。AUDもこの1週間では底固く上がり続けた。

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